〈清掃〉は、科学であり神聖な仕事

ビジネスビルや商業施設の清掃(掃除にあらず)、どのような作業や手間がかかるか知ってますか?

ランチを食べ終わった後に出るゴミを回収するのは昼後の大事なひと仕事だそうです。仕事は必死で、業務用エレベーターは奪い合いだとか。

なんでこんな話をしてるかというと、そういったビルメンテナンスと清掃の〈理論化〉に苦心したのがわたしの亡き祖父だったというのをつい最近知ったからです。そのきっかけが、祖父の著書《建物清掃の実際》(初版1971年)復刻再版でした。

そのプロジェクトをまとめてくださった方々と記念午餐会を囲むため、霞ヶ関ビルにいってまいりました。(もちろん、ソーシャルディスタンスとった着席方式で…)

さて、本をひらいて驚いた。 書いてあるのは…

// ゴミとは何か
// ホコリとは何か
// 汚れとは何か

こんなこと、考えたことなかった!

ひとが身の回りの環境整備をするのは本能的なこと。
特に生活の過程でうまれるゴミ、ホコリ、汚れの〈三大異物〉を取り除いて営みを円滑にするのが〈清掃〉の大事な役割なのだと定義されてました。

さらに詳細にデータ分析をして、科学としての清掃を定義してたのには、舌をまきました。ここを定義するのに、2~3年かかったそうな。

なんつーか… 学者肌。

人ってあらゆるエネルギーをゴミ、ホコリ、汚れとして排出してる。これをいかに扱うかといえのは、単に無くせば良いということではなく、環境循環すべてにかかわる大事なイッシューです。コロナ下では、それが生命にも直結してることも、肌見で感じます。

この投稿を読んでくださった方には、ビルには、どんなメンテナンスが必要なのかをもっと知ってくださったらうれしいです。

清掃してくださる方々には、感謝です。

今日、プレゼンしてくださった鈴木 悟さん(全国ビルメンテナンス協会専任講師)の記事に、清掃は科学でありながら、古来、清掃は神聖な仕事であったと書かれていました。以下、引用です。

清掃器具の箒木(ほうき)には、” 汚れを掃き出す “ というより、” 大切なものをかき集める “ という意味合いが大きく、神聖なものだったのです。
箒木(ほうき)は神霊・魂が降臨する依代とも考えられてきました。それゆえ、清掃の起源は “ 神聖なものをかき集める “ “それ以外を掃き出す “ の2つの意味があったと理解できます。

— (Gs Way Vol.5 December 2018)より

本来の清掃を知ると、生き方がかわります☺️

INFO

《建物清掃の実際》[復刻新訂版] (日本語)

オンデマンド (ペーパーバック)
田中 定二・著

おすすめ

人気の投稿

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。