
〈ヴァンナチュール〉の定義とはなんぞや?
ザックリ自然派ワインなんていいますが、何が自然なんだ?
〈ヴァンナチュール〉についてわからないことがあれば、いつも聞く先は→伊勢丹新宿の《フェスティヴァン》店主の岡田さんです。
しかし、昨今出歩かないわたしは岡田さんに直接聞く機会がなかなかなく…。岡田さんのところにも出入りしてて美食家のYくんに聞きました。
いわく
「おー。それこそ前に岡田さんに聞いたことでもあるんだけど、ボルドーやブルゴーニュの有力生産者は栽培はビオディナミでも、醸造は、リスクを取らない製法で造られてると思います。
ブルゴーニュなら補糖、補酸、量の多い亜硫酸塩。ボルドーなら上記に加え培養酵母での発酵など。その点でヴァンナチュールとは一線を画すものです。現代醸造?がもたらす、酢酸感や豆感などをどう評価、味わうか。
特級は、所謂オーガニックワイン、ビオワインって感じかな。」
…なるほど!
さらには、
「井の頭公園駅前にあるイタリアワイン阿部というホワイトキューブかつ驚異の部屋のワインバーでもそうした話、楽しく議論できるとおもいます!自然派という人間化された自然と、反自然派という人間が生み出した新たな自然!」
だそう。
ほんで、イタリアン阿部のインスタみたら、とっても愉快でした。こちら>
Yくん曰く、こういった人種は「生きてるという酩酊から覚醒するために酒を呑んでいるひとたち」だそうです笑そんななんだでチャットしてて〈正気の酒の会〉が結成されました😂(笑)
▼《フェスティヴァン》
ヴァンナチュールをお好きな方にはご存知、新宿伊勢丹のB2にあるテイスティングカウンターありの自然派ワインコーナー。常時70種類ほどを揃える。カウンターは、現在コロナ対策で15分までとなってるそうです。ナチュラルワインをいち早く日本に紹介した、六本木の老舗ワインバー「祥瑞(しょんずい)」のオーナー故・勝山晋作さんを中心に集まった人が開催していたワイン祭がルーツです。勝山さんが指名した店主・岡田さんをしたってカウンターに集まるメンツも面白い。
▼《イタリアワイン阿部》
Y君から紹介してもらったおもしろすぎるのに本物のイタリアンワインを供す吉祥寺のワインバーです。イタリア好きな方って、強烈な遊びごころがあるクリエイターが出ますよね。