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タググランドデザイン

見慣れた世界地図と、本当の世界地図 – Google Mapで地球が丸くなった。

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8月2日、Googleマップのデスクトップ版がリニューアルされました。通常の平面地図をズームアウトすると球体に切り替わり、ドラッグして地球儀のようにぐるぐる回すことができます。

参照
Googleのツイート
Google Map

Googleによると「もうグリーンランドが、アフリカのサイズじゃない!」

そうなのでした。

これまで採用されていたメルカトル図法だと、高緯度地域の北極・南極が拡大表現されるので、グリーランドはアフリカと同じくらい大きく見えていたのでした。

となると、意外と大きいのがインドネシアやインド。やっぱり大きいのがアフリカ。

参照
Googleマップ」で地球が丸くグリーンランドの大きさも正確に  – Via: Cnet

日本では教育のメインにメルカトル図法が使われてますので、実際の大陸や島の大きさは、事実ではないメルカルト図法でインプットされてる人が多いと思います。(私もそう)

これは、大航海時代に開発されたので、狭い範囲の形はまあまあ正確で、目的は航海する時のナヴィゲーションの役に立つことです。

参照
100%正しい地図」がこの世に存在しないのはなぜか? –  Via Gigazine

もちろん、それは子供のときに「知っているはず」。

でも、私たちはこれを見慣れる中で、無意識で歪んだ世界地図が「当たり前」になって、この世界地図を通して世界観ができあがっていく。地図に表現することを、「project=投影」と言うことが、とても象徴的ですね。何を投影するかで、世界への認識が変わる。

なので、多くの定量・定性調査も、同じ課題を孕むということを、勘案しておいたほうがいいですね。事実を見るには、いろんなフィルターを外す訓練が必要です。

一方、そんな平面地図による誤解を解消し、それぞれの国の本当のサイズを比較できるという面白いプロジェクト「THE TRUE SIZE OF…があります。

参照
THE TRUE SIZE OF…
世界の国の本当の大きさを地図上で簡単に比較できる「The True Size Of …  – Via:  Gigazine

それぞれが事実のサイズで見えると、関係性も変わって見えてくるから、面白いもの。各国が表現されてる誤差とあわせていくと、日本のサイズ感も、頭の中とまったく違うことにきづきます。

さて、ブランド化をおこなう際は、「事実」を把握することから行い、それが最大のマーケティングです。

マーケティングは、想像や妄想では、成功しません。「事実」を把握できれば、成功の5割は保証されたようなものです。しかし、どのように活かすかグランドデザインのノウハウがないと、「強み」を活かすビジネスを伸ばし、ブランドを強くするための「事実」はあぶりだせません。なので、「事実」がつかめること=どのように活かせるか見えてるということなのです。

そして、「ブランド」とは、最終的に顧客が決めるものです。企業側が「これが良い!」ということを頑張っていっても、ブランドにはなりません。ブランド化は、「事実」にもとづき「強み」を、正しい顧客に、伝わるメッセージで、伝え続けることが、成功する仕掛けです。

下記、よろしければ、ご参照ください。

参照
①中からだと、収益性とブランド価値が上がるロジックに気づけない

梅澤さやか
株式会社KAFUN 代表取締役


ふつうの感覚や気持ちを大事にデザインする – 10 柿木原政広さんの記事

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10 (テン)代表・アートディレクターの柿木原 正宏さんが、ご自身のFacebookで「最近気になっていた、レベルアップという言葉に対する違和感について書いてみました。」とアップされてました。

計算できる何かより、ふつうの感覚や気持ちを大事にデザインする — 10 柿木原政広

Via: AdverTims

1分で読める凝縮された記事で、とても等身大のシンプルな言葉で分かりやすい。それでいて、すごくビジネスの本質をついた奥行きのある内容でした。(こういうところにも、柿木原さんのデザイナーとしての素晴らしい資質が出ていると思います。)

柿木原さんはデザイナーという立場から、「仕事をする際に、どこに焦点をあてるかで、仕事の奥行きやスケールが変わり、結果が変わる」という普遍的だけど、けっこう見逃されてる事実をシェアしてくださってると思います。

柿木原さんの場合は「自分がレベルアップしたい」に焦点をあてるのではないそうです。

自分はデザイナーである、として、「デザイナーはデザインを通じて、人と人との気持ちをつなげたり、いい気持ち、新しい気持ちになってもらうことを目指すのが仕事」と定義しながら、「僕はふつうの人の気持ちや感覚を持っていることを大事にしたいし、ずっとその場所で生活して、感じて、デザインしたい。」と、率直にどうありたいかを書いていらっしゃいます。

だから、「仕事するときはそのためには、すぐにお金になりそうなこと、結果を出せそうなことに飛びつかない慎み深さというか、慎重さが大切になります。目の前にいる人の気持ちを考えながら、すぐ数字になることではなくて、将来いっしょに心から気持ちいい時間を過ごせるような仕事を考える。」

焦点を当ててるところが、「自分が名を馳せたい」「すごいと言ってもらいたい」ではなく、仕事をする自分も相手もその先のオーディエンスも含んだ「空間」(=気持ちいい時間を過ごせるような仕事を考える)。

頭での理想ではなく、これがシンプルに徹底してるから、柿木原さんは、グラフィックデザインを通して、ものすごく広い視野で、ビジネスや顧客体験の設計ができるんだなあ、と思いました。

実は、私がYCAM20周年事業のPR支援をさせていただいた時に、柿木原さんがADで入られていて、ご一緒させてただいた経験があります。その時、差し出がましいながら、10(テン)さんのロゴとVI設計には、ロジックとビジュアル力の両方が10点満点(正に会社名通り!)あってすごいな。と思いました。

柿木原さんの記事を読んで、お仕事を身近で拝見した体験があるだけに、深く納得しました。そして、柿木原さんに肩を並べようなんてまったく思っていませんし、表現は違いますが、私がブランド価値と収益性を高めるロジック(統合化)として、ご提案していることと同じだ!と思い、嬉しかったです。

参照→④統合化を行うと、収益性が高まるのは何故か?

柿木原さんは、ロジック、ビジュアルと揃ったところに、お金に関する考え方や人間関係の構築など、人格においても健全で信頼できる方ですが、これはビジネスしてると意外とすごく少ないです。でも、ちゃんと存在してます。人格が優れているまでいかなくとも、ごく一般的な配慮や関係づくりができる人材いる会社や事業が上手くいくのは、意外とその辺だけでもしっかりできる人材が少ないという理由かと思います。話ずれましたけど。

私も、精進します!

梅澤さやか
株式会社KAFUN 代表取締役